私たちが滞在したNations Uniesナッションジュニという地域をGoogleの航空写真で探しました。みつかりました。向かって右の大きな長方形の敷地は学校。その左上(北西)の直角三角形の空き地には小さなモスク(イスラムの教会)があります。右の端に見えている茶色の部分は団地建設中の敷地で、現在はブロック作りの住宅が並んでいました。海岸の砂浜にぽつぽつと見えるのは木を組んで藁とビニールで屋根を吹いた海水浴客のためのあずまやですが実際にはかなり壊れていて数が3分の1程度でした。左下に見える交差点は、我々がダカール市内に行くときにいつもタクシーを拾ったところ。拡大すると我々が泊まっていた3階建てのマンションも特定できました。
 この地域で木があるのはご覧のように学校だけです。それも乾期の今は、常緑樹の葉が砂ボコリですすけていました。大きな通りは車の通る中央部分はアスファルト舗装されていますが、人が歩く両サイドは砂のまんま。通りから横に入る道はほとんどが砂で歩きにくく、足が疲れました。家のすべてがブロックを積みセメントで固めたもので、この地域は建設ラッシュのようでした。海岸沿いのリゾートとして今まさに発展中なのかもしれません。
 下のURLをブラウザに入れ航空写真が見られれば、拡大縮小と移動で、ダカール全域、セネガル全域も見られます。砂漠の隣の草原地帯を開発し町をつくることで、一層乾燥してしまった「砂の町」、という印象でした。
http://maps.google.co.jp/maps?f=q&hl=ja&geocode=&time=&date=&ttype=&q=%E3%83%80%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB&ie=UTF8&t=h&om=0&s=AARTsJqB8QI_qtvxMzAotqa5VxT_iUoRdw&ll=14.772974,-17.417536&spn=0.039837,0.054932&z=14&output=embed%3E