ドゥドゥと

セネガルでの最初の日、タケオの今回の目的の一つ、セネガルの民族楽器サバールの神様といわれる世界的パーカッショニスト、ドゥドゥ・ンジャイ・ローズ(Doudou Ndiaye Rose 78歳)さんとの再会が実現しました。
ダウン症のタケオは11歳のとき、ドゥドゥの息子アローナが「府中の森」で開いたサバールのワークショップに参加し、はじめてアフリカの太鼓に触れ夢中になりました。アローナはタケオの太鼓の才能を認めてくれました。その後ドゥドゥが彼のパーカッションオーケストラを率いて来日したとき、タケオはドゥドゥに会いコンサートにも飛び入り参加してサバールを叩きました。そのときからタケオの両親は、いつかはセネガルを訪ねタケオにサバールの指導を受けさせたいと願い「セネガル基金」をつくりました。多くの支援者がこれに協力し今回それがようやく実現したのです。(写真はタケオのTシャツにサインしてくれたドゥドゥさん)